何をどうしてどうやって

通算n回目のブログ。雑記なブログだから雑なブログ

ネットの奥地にはいない結構身近にいる「インセル」を君は見たか?

うるせえ、俺だよ。正確には三歩手前だよ。三向聴だよ。

あ、どうも久しぶりの更新です。

 


なんだっけ、きっかけははてなのどっかの記事だったんですけど、8月ぐらいからジワリジワリと進出し始めているこの言葉。

不本意な禁欲主義者(involuntary celibate)を略して「インセル」って呼ぶらしいですわ。

てか、今調べたけど、言葉自体は20年ぐらい前からあったのね。

 


どういう意味の言葉なのかというと、

 


インセルとは、恋愛および性的なパートナーが見つからない、あるいは自身に性体験のない原因が女性にあるとする男性たち。

パートナーを持ち、ふつうの性生活を送る女性たちをみな娼婦のようにみなし、極端な場合、彼女たちを暴力やレイプで「罰する」ことを奨励する。

出典:東洋経済オンライン

 


ようするにリア充撲滅委員会のことです。

なんだ俺が高専の時に密かに心の中で立ち上げた団体が名前を変えて世界進出していたのかよ。

てか、これあれじゃん俺が好きな「非モテの俺が催眠アプリを使ってウンタラカンタラしちゃう」同人CG集みたいなもんじゃん。

 


で、まあそれが今、結構海を超えた先で過激なことになっているらしいです。対岸の火事

カナダのトロントで歩行者を襲撃してそこそこ人が死亡したり、怪我したりした事件がありまして、その犯人が所属(思想だから所属ってのもなんだかおかしい表現だけど)していたのが、冒頭の「インセル」ってやつでしたってわけ。

んで、そのインセルを調べていくと、過激系リア充撲滅委員会でしたというわけ。

 


いやー、これねー。わかるわ。

いや、俺はやんないよ。やんないけどさ、わかるわ。

だって、街歩いてて眼の前に腕くんだカッポーとか見てみ。人混みの中をチンタラチンタラ歩いていて、急ぎ足の俺様ちゃんなんか眼中にないご様子でイチャイチャしてるんだぜ。

おい、邪魔だよ。邪魔なんだよ! ていうか歩くの遅いんだよ。横の短足女に合わせて歩くなやボケェ!

ってなるわけよ。

まあ、それだけならいいわよ。まだいい。

でもさ、俺が住んでるTOKYOってまー人間どもが多くて多くて。右を見てもカッポー左を見てもカッポー前後もカッポー。

いつの間にか四面楚歌です。

 


そして俺はBOSEのブルーツゥースイヤホンでGARNiDELiAの「BLAZING」聴いているわけですよ。

どこにも、目がくらむ程に眩しかった、吸い寄せられてくキミの瞳のキミはいねえんだよ!!

あー曲変えよ。

今度は「約束」かよ! 一人では届かない世界を見にゆこうーーって俺は一人だから曲開始数秒で終わっちまったよ! 世界見に行けねよ!

 


閑話休題

 


事程左様にそういうカップルを見ていたらムカつくし、爆発しろ!って思っちゃうし、なんだったら片方がおっ死んだらもう片方はどうなるかしら? なんて歪んだこと考えちゃうし。

でも、そんなことって周囲にいるリア充にはわかるわけないしお構いなしだし。

 


しかしよ、しかしなのよ。

こうやって正式(?)な名称がついちゃったってことはそれぐらい問題化し始めているってことなのよね。

まあ、現にそれを思想とした人が事件起こしちゃったし……。

 


でまあ、これは対岸の火事ではないのよ。

多分、というか確実に日本にもいるわけよ。なんだろ、「潜在的インセル思想」ってしとこか。

今は理性がどうにかなってるけど、全てが爆発して

 


「うるせえええぞ! このカップル! 俺の目の前でチュッチュするなや! エスカレーターで段差になって女と男の目線が同じになったからってすぐキスするなや! う、うわあああああああああああああ」

 


となっちゃうのも時間の問題でしょう。

もしかしたら日本での大きなテロ的事件はそこから始まるかもしれないなー。

 


インターネットに潜むインセル予備軍

 


この思想の恐ろしい?ところは多分潜在的にたくさんいるってことなのよね。

ほら、最近だともっぱらフェミニズム思考の方々のちょっとパワーのある思想表現が目立っているじゃない。

でももともとフェミニストって昔っからいたわけで、それが「#MeToo」をきっかけに目立つようになったんだと思うんだよね。

 


となるとだ。

 


きっとこの深い深いインターネットの世界にもそういう「インセル」な方々がいると思うわけよ。

あとはきっかけ。もうね、「え、それがトリガーなの!?」っていうようなことが案外きっかけになったりすると思うんだよ。

今はおおっぴらに出ていないだけで、かるーく検索するだけでそういう感じの人っているはず。

 


だって、ネットを軽くぶらついても、「俺もパートナーほしいのに……。てか、何が少子化婚姻率低下だよ。こちとらそもそも相手も出会いもないんだよ!」って言う人やそれに対して「出会いってキミは何もしていないじゃないか(眩しいイケメン顔)」で説教かますやーつに対して「は? お前と俺じゃあスペックが違うんだよ」って猫背になって言っている人たちたくさんおるやん。

 


現にこれ書いてる俺がそうじゃん。いや、猫背ではないけど。

 


そういう人たちが声を上げていないだけで、ひと度「インセル」って言葉がバズったらあっちゅうまに「俺も、わいも、拙者も、小生も、おいどんも、それがしも、ぼくも」と勇者の元に駆けつける仲間たちのように現れるはず。

 


そうなったら、もう大変。

非モテ集団は溜まりに溜まった鬱憤を持ち前の陰湿さで物理的にも精神的にもそういう人たちをアレしちゃう方法を浮かべてしまうはーず。

 


そうなる前に彼らにも恋愛を! いい感じのパートナーを!!

そして、現にカッポーの男性陣は横……いや上にいるパートナーを守りましょう。お前の女はお前が守れ。

 


あと、相当金をむしり取ったあげく結局出会うことができなかったマッチングアプリは全部なくなっちまえ!